たじり歯科クリニックの歯科医師の大村です。
最近暖かい日が多くなり、桜も咲いたりと春めいてきてますね。
先日、午前中の半日診療をお休みして院内勉強会を行いました。
内容は、以下の二つで
@平野による文献抄読
「小児の歯科治療、妊婦さんの歯科治療の注意点」
A安岡による文献抄読とスライド発表
「全身疾患と歯科との関わり」
みなさんも経験あると思いますが、「三つ子の魂百まで」というように小さいときの歯科治療の怖いイメージって結構覚えているものです。
子どもさんは初めての歯医者さん、また治療になると不安をより感じやすくなっています。お子さんがなるべく不安な思いや怖い思いをせずに治療に参加して協力してもらうための方法について。
また妊婦さんや高血圧や糖尿病など全身疾患をお持ちの方で歯科治療において注意すべきことについてやその対応など盛りだくさんの内容でした。
院内研修の一場面です。
個人的には、ブラッシング指導において「自立」から「自律」に移行していくことが大事だという考えが印象に残りました。
一人で上手に磨き残しのない歯ブラシが出来るようになる「自立」だけではなく、さらにステップアップして、食後やおやつを食べた後に、歯磨きやお口をゆすぐなど、自分から日常生活の中で必要な時に必要な口腔清掃の方法を取れるという「自律(習慣)」の獲得を目指して指導を行っていくという考え方がすごくいいなと思いました。
半日お休みを頂きましたが、今回学んだことを活かして、
患者さまのお口の中の健康にさらに寄与できたらと思います。
大村